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【Microsoft Teams】ダウンロードの保存先を変更する方法

Windows

Teams のダウンロードフォルダは、Windowsのダウンロードフォルダから変更できません。

しかし、Windowsのダウンロードフォルダを変更することは出来ます。

今回は、Windowsのダウンロードフォルダをネットワーク上(クラウド上)に配置してデータ容量を大幅アップさせるための変更方法をご紹介していきます。

注意事項

Windowsのダウンロードフォルダを変更するということは、ブラウザ等でファイルをダウンロードする場合にもダウンロード先が変わります。

全てのダウンロードフォルダが変更になることをご理解の上、自己責任において対応してください。

Windowsのダウンロードフォルダを変更する方法

Windowsのダウンロードフォルダを変更するには、『ジャンクション』という機能を使用します。

コマンドプロンプトを起動します。

Windowsのスタートボタンを選択して、”cmd”と入力します。

コマンドプロンプトが起動出来たら、次のようなコマンドを実行します。下の例は、ダウンロードフォルダをDドライブ上に作成して、Cドライブにジャンクションを作成するサンプルになります。

コマンドの説明は、次章で解説します。

mklink /j "C:\Users\ユーザ名\Downloads" "D:\Downloads"

コマンドの実行結果が次のようになれば成功です。

C:\Users\ユーザ名\Downloads <<===>> D:\Downloads のジャンクションが作成されました

フォルダのアイコンの左下に矢印が付いたフォルダができているはずです。

ネットワーク上にダウンロードフォルダを置くには

mklink /j "C:\Users\ユーザ名\Downloads" "D:\Downloads"

“D:\Downloads”の部分をネットワーク上のパスに変更して、コマンドを実行してください。

mklinkコマンド

このコマンド、少々クセがあります。

コマンドの書式と、良くあるエラー&対処方法をご紹介していきます。

書式

まずはコマンドの書式を説明しておきます。
mklinkコマンドは以下のように記述します。

mklink [[/d] | [/h] | [/j]] <link> <target>
パラメータ説明
/dシンボリックリンクを作成します。
/hハードリンクを作成します。
/jディレクトリの分岐点を作成します。
<link>リンクの名前を指定します。
<target>リンクが指すパスを指定します。

<target> に指定したパスへのリンクを <link> に指定した名前で作成するコマンドになります。
右側のパラメータへのリンクを左側のパラメータの名前で作成するという部分で間違えやすくなっています。

詳しい説明は下記サイトが分かりやすいと思ったので紹介しておきます。

シンボリックリンクの作成(MKLINK)
MKLINK コマンドを使用するとディレクトリやファイルに対するシンボリックリンクを作成することができます。ここではコマンドプロンプトにおける MKLINK コマンドの使い方について解説します。 MKLINK コマンドではシンボリックリンク...

よくあるエラー&対処方法

既に存在するファイルを作成することはできません。

<link> が既に存在する場合にこのエラーが出ます。

今ある <link> を削除するか、別の名前を付けるかしましょう。

指定されたパスが見つかりません。

<link> に絶対パスを指定したが、パスの一部もしくは全部が存在しない場合にこのエラーが出ます。

<link> は、最後のフォルダ名のみ作成されるので、任意の場所にリンクを作成したい場合には、先にリンクを格納するフォルダを作成しておきましょう。

コマンドの構文が誤っています。

そのまま、コマンド構文に誤りがあります。

いろいろな間違いが考えられますが、「/」を「\」でタイピングしていたり、「”(半角)」が「”(全角)」になっているなどが考えられます。

ちょっとしたミスであることが多いのでコマンドをよく見直してください。

この操作を実行するのに十分な特権がありません。

ディレクトリジャンクションを作成する場合には、管理者権限は必要ありません。

が、シンボリックリンクを作成する場合には、管理者権限が必要となります。

コマンドプロンプトを起動する際に、「管理者として実行」を選択して起動するようにしてください。

元に戻すには

元に戻す場合には、矢印が付いたフォルダを削除します。

最後に

Cドライブだと容量が不足してしまいがちですが、この方法では、容量が大きい場所を代わりに使うことが出来るようになります。

変更は自己責任でお願いします。

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