処理を自動化する際、ログを出力したりと何かとファイル出力する機会は多いです。
新規でファイルを作成する。
既存のファイルへ上書きする。
既存のファイルへ追記する。
それぞれの方法を解説していきます。
新規ファイルを作成する
バッチファイルからファイルへ出力するには、『リダイレクト』を使います。
次のような書式になります。
echo hello > ファイル名
『リダイレクト』とは、向きを変えるといった意味合いです。
コマンドの結果を別の処理へ転送する場合に使います。
コマンド > ファイル名
今回のようにファイルへ出力する場合だと、”echo” コマンドの結果をファイルへ向きを変えているのです。
echo コマンドで標準出力に出力されるメッセージを、ファイルへリダイレクトすることで実現できます。
既存のファイルへ上書きする。
既存のファイルを上書きする方法は、実は新規の場合と同じです。
echo hello > ファイル名
ファイルが存在しなければ、新規ファイルを作成します。
ファイルが存在する場合は、既存ファイルを上書きします。
ファイルへ追記する
ファイルへ追記する場合は、リダイレクトの記号が2つになります。
echo nice to meet you >> ファイル名
ちなみに、ファイルが存在しなければ、新規ファイルを作成するという点は同じです。
echo hello > test.txt
echo nice to meet you >> test.txt
このように実行すると、
hello
nice to meet you
というようにファイルへ出力されます。
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