WPFで画面を作り始めると最初につまずくであろう枠線の引き方!
今回は、その枠線の引き方をお伝えします。
枠線の引き方を覚えてWPFライフをEnjoyしていきましょう。
BorderThickness
Label、TextBox、ComboBoxなどコントロールの四方それぞれに枠線の太さを指定できます。
規定値は”0″なので枠線が見えない状態になっています。
ラベルの四方を枠線で囲む場合は、以下のように記述します。
<Label
Content="サンプル"
BorderThickness="1,1,1,1"/>
プロパティの値は、
左、上、右、下
の順になっています。
なので、下線だけを引きたい場合は、“0,0,0,1”のように指定します。
プロパティの値を使い分ける事例をご紹介します。
隣り合うコントロールの両方で、四方を枠線で囲ってしまうと隣接する部分だけ線が太く見えてしまいます。
例えば、LabelとTextBoxを並べると下図のように隣り合う部分だけ2本、枠線が引かれてしまうためです。
このような場合、一方の枠線を消してあげることで線の太さを統一することが出来ます。
BorderBrush
このプロパティは枠線の色を指定します。
<Label
Content="サンプル"
BorderBrush="Red"
BorderThickness="1,1,1,1"/>
Border
TextBlockなど一部のコントロールには、BorderThicknessプロパティが使えないものがあります。そのような場合には、Borderコントロールで囲んでしまいます。
<Border
BorderBrush="Red"
BorderThickness="1,1,1,1">
<TextBlock />
</Border>
プロパティは上記と同じなので、ここまでをしっかり理解できていれば問題ないと思います。
まとめ
「WPF 枠線」のキーワードで検索している方が多いようなので、ブログ投稿してみました。
みなさんが求めている答えになっていたでしょうか?
こういうのが知りたいというリクエストなどあれば、コメントにどうぞ。
少しでも参考になれば幸いです。
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